11-303 香合 堆朱 太公望図 尼崎吉蔵 桐箱
11-303 香合 堆朱 太公望図 尼崎吉蔵 桐箱
太公望図(たいこうぼうず)」とは、中国の周代の賢人である太公望(呂尚)が、川辺で釣り糸を垂らしながら時を待つ(あるいは瞑想・居眠りをする)姿を描いた画題です。
太公望は、渭水(いすい)という川のほとりで直線の針(または針をつけない糸)で釣りをし、周の文王に見出されるのをじっと待っていたという故事で有名です。
このことから、絵画における「太公望図」は単なる釣り人の絵ではなく、「優れた才能を持ちながら、社会に認められる絶好の機会(時)を静かに待つ賢者」という高潔な生き方を象徴しています。
尾形光琳の太公望図屏風が有名です。